こんにちは。自炊おっちゃんのおおくんです。
「食育」と聞くと、栄養バランスや好き嫌いの克服、マナー教育などを思い浮かべる人が多いかもしれません。
そして多くの場合、その役割は“母親任せ”になりがちです。
しかし実は、父親が料理をすること自体が、子供にとって非常に大きな食育になることは、あまり語られていません。
この記事では、既婚の男性が料理をすることで、子供にどんな食育の影響があるのかを、具体的に掘り下げていきます。
①「食べ物は勝手に出てくるものじゃない」と体で学べる

父親がキッチンに立つ姿を見ることで、子供は自然とこう感じます。
- 食事は誰かの手間で成り立っている
- ごはんは“作業の結果”として生まれている
これは、言葉で「感謝しなさい」と教えるよりも、はるかに強い教育効果があります。
父親が
「今日は何作ろうかな」
「下ごしらえが意外と時間かかるな」
と口にするだけでも、子供は食事の裏側にある工程を知ります。
結果として
- 食べ物を粗末にしにくくなる
- 「残す」ことへの意識が変わる
といった変化が起こりやすくなります。
②「料理は女性の仕事」という無意識の刷り込みが消える

父親が料理をする家庭で育った子供は、
「料理=女性がするもの」という固定観念を持ちにくくなります。
これは特に重要なポイントです。
- 男の子は「自分もやっていいんだ」と自然に思える
- 女の子は「将来全部自分が背負わなくていい」と感じられる
つまり、性別に縛られない価値観の土台が、食卓から作られていきます。
将来、結婚や同棲をしたときに
「家事は分担するもの」
という感覚を、説明なしで持っている子供に育ちやすくなります。
これは立派な“人生レベルの食育”です。
③「失敗してもいい」という学びを料理から得られる

父親の料理は、正直に言って最初から完璧ではありません。
- 味が濃すぎる
- 焼きすぎる
- 見た目が微妙
でも、そこが重要です。
父親が
「失敗したな。でも次はこうしよう」
と口にする姿を見ることで、子供はこう学びます。
- 失敗してもやり直せばいい
- 完璧じゃなくても挑戦していい
料理は失敗が許される学習の場です。
それを父親が体現することで、子供は挑戦へのハードルを下げていきます。
④ 味覚が「外食基準」になりにくくなる
父親が料理に関わる家庭では、
家庭の味にバリエーションが生まれます。
- 同じ料理でも人によって味が違う
- 正解は一つじゃない
この経験は、子供の味覚を柔らかく育てます。
結果として
- 濃い味・ジャンクな味への依存が減る
- 素材の味を受け入れやすくなる
といった影響が出やすくなります。
これは、将来の健康面にも直結する、非常に大きな食育効果です。
⑤ 父親とのコミュニケーションが「食」を通じて増える

料理をすると、必然的に会話が生まれます。
- 「これ切ってみる?」
- 「味見してみる?」
- 「どっちがいいと思う?」
こうした何気ないやり取りは、
説教や質問攻めとは違う、自然な親子コミュニケーションです。
特に思春期に入ると、父親と会話が減りがちですが、
「料理」という共通作業があることで、距離が保たれやすくなります。
食育は、栄養だけではなく、人間関係の教育でもあるということがよくわかります。
⑥ 子供が「自分も作れるようになりたい」と思いやすくなる
父親が料理をしている家庭の子供は、
料理に対する心理的ハードルが低くなります。
- 包丁を持つのが怖くない
- キッチンに立つことが日常
これは将来、一人暮らしや結婚をしたときに、大きな差になります。
「料理ができるかどうか」以前に、
「料理をやってもいいと思えるかどうか」
その土台を作れるのが、父親の料理です。
まとめ:父親の料理は、最高にコスパの良い食育
父親が料理をすることで子供に与える影響は、
- 食べ物への感謝
- 性別に縛られない価値観
- 失敗を恐れない姿勢
- 健康的な味覚
- 親子の自然なコミュニケーション
と、目に見えないけれど一生残るものばかりです。
特別なレシピや高度な技術は必要ありません。
週に1回でも、簡単な料理でも十分です。
父親がキッチンに立つこと自体が、
子供にとって最高の食育になる。
そう考えると、料理は「家事」ではなく、
未来への投資なのかもしれません。
今日はこのへんで
ほななー。


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