材料が一つ足りない時の“思考の切り替え方”

「よし、今日はこのレシピで作ろう」
そう決めて買い物を終え、いざキッチンに立った瞬間に気づく。
あれ、材料が一つ足りない…
この時点で多くの人はこう考えます。
「今日は無理だ」「別のものを食べよう」「やっぱ自炊は面倒」
でも実はこれ、料理の腕の問題ではなく、考え方の問題です。
この記事では
「レシピ通りに作れない=失敗」
という思考から抜け出すための、現実的な打開策をまとめます。
なぜレシピ通りに作れないと詰むのか?
まず前提として理解しておきたいことがあります。
レシピは「完成図」であって「正解」ではない
レシピは
- 材料がすべて揃っている
- 分量も正確
- 調理環境も想定通り
という理想状態を前提に作られています。
一人暮らしの冷蔵庫事情や、仕事終わりの疲労状態は考慮されていません。
つまり
現実とレシピが噛み合わないのは当たり前なのです。
打開策①:材料を「役割」で考える
レシピを見るとき、材料名をそのまま覚えようとすると詰みます。
代わりにやるべきなのはこれです。
材料を「役割」に分解する
例えばこんな感じです。
- 肉・魚 → 主役(タンパク質)
- 玉ねぎ・キャベツ → 量を増やす・甘み
- にんにく・生姜 → 香り
- 醤油・味噌 → 塩味+旨味
- 砂糖・みりん → 甘み
「玉ねぎが無い」=作れない、ではありません。
「甘みと量を出す役割が無い」だけです。
→ じゃがいも、にんじん、キャベツで代用できる
この発想に切り替えるだけで止まらなくなります。
生姜焼きといえば豚肉を思い浮かべる方も多いと思いますが、鶏むね肉を薄切りで代用できます。鶏むね肉だとヘルシーで値段もお手頃です。
打開策②:「なくても成立する材料」を見抜く

実はレシピの材料には3種類あります。
- 無いと成立しないもの
- 無いと味は変わるが成立するもの
- 無くてもほぼ影響がないもの
多くの人は②と③が無いだけで料理を諦めます。
よくある「無くても問題ない例」
- 白ごま → なくてもOK
- バター → 油で代用可能
- 酒 → 水でも成立する
- 仕上げの小ねぎ → 完全に飾り
「これは本当に必要か?」
この問いを一度挟むだけで、レシピは一気に柔らかくなります。
打開策③:味付けは「足し算」ではなく「調整」
レシピ通りに作れない人ほど
調味料を「順番通りに全部入れなきゃ」と思いがちです。
でも現実的な自炊では、これで十分です。
味付けの最低限ルール
- 塩味(醤油・塩・味噌)
- 旨味(肉・出汁・油)
- 甘み or コク(砂糖・みりん・油)
この3つが揃っていれば、
レシピと違っても「料理」になります。
分量よりも
「ちょっと薄い?」「もう少しコク欲しい?」
この感覚を大事にしてください。
打開策④:「完成させる」ことを最優先にする

材料が足りない時に一番やってはいけないのがこれです。
完璧に作れないなら、やらない
自炊で一番重要なのは
**完成度ではなく「完成したかどうか」**です。
- 見た目が違う
- 味がレシピと違う
- 材料が代用だらけ
それでも
自分で作って、食べられたなら成功です。
レシピは「命令書」ではなく「地図」
最後に、料理が楽になる考え方を一つ。
レシピは
「この通りにやれ」という命令書ではありません。
「この方向に行けば、だいたい辿り着く」地図です。
途中で道が塞がっていたら、
迂回すればいいだけ。
材料が一つ欠けただけで止まってしまうなら、
それはあなたが料理に向いていないのではなく、
レシピの扱い方を誰にも教わっていないだけです。
まとめ
- 材料は名前ではなく「役割」で考える
- 無くても成立する材料は多い
- 味付けは調整すればいい
- 完成させた時点で自炊は成功
レシピから自由になれた瞬間、
自炊は一気に「楽」になります。
つまずいても一度よく考えて代用ができないかどうか考えるクセを見につけて下さい
今日はこのへんで
ほななー。


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